キーワード選定に使えるもの
ブログを始めて最初に困ったのは、「なにを書けばいいの?」ということだった。
日記のように書いていても誰も来ないし、広告を貼っても誰にも見られない。
それが、キーワードの力だった。
「どんな言葉で検索されているか」を意識するだけで、書くテーマの見つけ方が変わってくる。
ここでは、私が実際に使っているキーワード選定のやり方と、それに使えるツールをまとめておく。
なんでキーワードがそんなに大事なの?
ブログは書いただけでは誰にも読まれない。
検索されたときに、検索結果に出てくるからこそ、初めて読まれる。
その“入り口の言葉”になるのがキーワードだった。
たとえば「主婦 副業 在宅」で検索してくる人がいるとする。
この人は、おそらく「家にいながらできる仕事を探している」状態。
この人に「アフィリエイトとは?」とだけ書いても届かない。
でも、「在宅主婦が始めた副業。最初の1ヶ月でやったこと」という記事があれば、目に止まる可能性がある。
キーワードを選ぶというのは、「誰に向かって書くのかを決める」ことでもあった。
ラッコキーワードを使ってみる
私は最初、ラッコキーワードしか使っていなかった。
それで十分だった。
たとえば「副業」と入れて検索すると、それに関連する言葉がずらっと表示される。
「副業 主婦」「副業 在宅」「副業 怪しい」
この中に、実際に人が知りたがっているテーマがある。
そこから自分の体験に近いものを拾って、書いていく。
書いたあとは、そのキーワードを「タイトル」「見出し」「最初の数行」に入れるようにしている。
そうすることで、「検索されたときに記事が出やすくなる」=「読まれやすくなる」ことにつながった。
サジェスト検索も地味に使える
Googleで何かを検索するとき、途中まで文字を打つと「こんな言葉もありますよ」と予測候補が出てくる。
あれが、Googleサジェスト。
この中にも、実際に検索されている言葉が混ざっている。
ツールを開かなくてもできるので、「ちょっとだけリサーチしたいな」というときにも便利だった。
「自分の体験」と「検索されている言葉」をつなげる
大事なのは、「よく検索されてる言葉」だけで記事を書かないことだった。
たとえば「副業 詐欺」とよく検索されていたとしても、私が詐欺にあった体験がなければ、書く内容にリアリティが出ない。
逆に、私が実際にやってみたこと、迷ったこと、気づいたことがあるなら、
たとえ少しマイナーなキーワードでも、その言葉で検索する“誰か”には、ちゃんと届く記事になる。
私は、そこを大切にしたいと思っている