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誰かが申し込むまでに必要な「導線設計」
ブログに記事を書いて、広告を貼った。
でもそこから報酬が発生するかというと、そう簡単ではなかった。
「読まれたのに申し込まれない」
「アクセスはあるのに成果が出ない」
私も何度もそういう状態にぶつかった。
そこで気づいたのが、「導線」の存在だった。
導線とは、「読者が次にどう動くか」の流れのこと
たとえば、誰かがあなたの記事にたどり着いたとする。
検索からでも、SNSからでもいい。
その人は、悩みや疑問を持ってそのページを開いた。
そこでいきなり広告が貼ってあっても、たいていの場合、クリックはされない。
「まだ買うつもりじゃない」
「情報を集めたいだけ」
その段階で広告を見せられても、心は動かない。
だから大事なのは、「今どこにいる読者に向けて、どんな順番で伝えるか」を設計しておくことだった。
「気になる」→「知る」→「納得する」→「申し込む」
私が意識している導線は、こんな流れ。
- 気になる(タイトル、冒頭)
→「あ、これ私のことかも」と思ってもらう。 - 知る(情報・事例・体験談)
→どういう商品か、なにが良かったのか、どんな選び方をしたのか。 - 納得する(比較・理由・判断の根拠)
→他と比べてここが決め手になった、というポイント。 - 申し込む(CTA:リンクやバナー)
→ここで初めて「申し込む」動きができるようにする。
この4つのステップが、自然な順番でつながっているか。
それが「導線設計」だった。
広告リンクは、文脈の中にそっと置く
私は「申し込みはこちら!」みたいな押し出し方が苦手だった。
だから、読者が読み進めた流れのなかに、違和感なくリンクを置くことを意識している。
たとえば:
- 「私はこのカードに決めました。申し込んだときの公式ページはこちら」
- 「このサーバーは今キャンペーン中で、私もそのタイミングで契約しました」
そんなふうに、行動のきっかけを自然に用意しておく。
すると、読者も“自分で選んだように”リンクをクリックできる。
記事を読み終えたあと、「動きやすくしておく」
私は記事の最後に、「次にできること」を置くようにしている。
- 登録方法のリンク
- 実際のセルフバック体験への内部リンク
- よくある質問や比較記事への誘導
読者は「なんとなく納得して終わる」よりも、
「今できる行動」が見えているほうが、次に進みやすい。
たとえば:
「迷っているなら、まずはセルフバックで試してみるのがおすすめです。
私も最初はクレジットカード1件から始めました。」
この一文だけでも、読者の背中を押せることがある。
「書くこと」に集中しすぎると、
その先にいる「読んだ人の動き方」が見えなくなることがあった。
でも、読者が次にどう動くかを考えることは、「稼ぐブログ」に必要な視点だった。
導線は、文章の流れそのもの。
気持ちの流れに寄り添うように作っていけば、それがそのまま成果につながっていく。