ブログを書き始めたころ、「SEOが大事」「キーワードを入れるべき」といった話はよく目にした。
でも正直、最初は何をどうすればいいのかさっぱりわからなかった。
「キーワードを入れれば検索されやすくなる」
それくらいの認識だったけど、どの言葉を使えばいいのか、どこに入れればいいのか、いつも手探りだった。
この記事では、くもが実際に試しながら学んだことをもとに、キーワード選定とSEOの超初歩をまとめておく。
初心者だったころの自分に教えるような気持ちで書いてみる。
目次
「キーワード選定」って、なんのためにやるの?
ブログは書くだけでは読まれない。
特に、始めたばかりの頃は誰にも見つけてもらえない。
だから、検索している人の目に触れるようにするために、「どんな言葉で検索されているか?」を先に考える。
それがキーワード選定の基本だった。
たとえば「副業 主婦 おすすめ」って検索してる人がいたとする。
この人は「主婦でもできる副業が知りたい」という気持ちで検索している。
じゃあその人に向けて、ちゃんと答える記事を書こう。
そのときに、「副業」「主婦」「おすすめ」という言葉を記事の中に自然に入れておく。
そうすると、検索エンジンが「これはこの人にとって役に立つ記事かもしれない」と判断しやすくなる。
私は最初、「なんとなく思いついたタイトル」で記事を書いていたけど、
少しずつ検索からのアクセスが増えたのは、読者が探している言葉を意識して書くようになってからだった。
具体的にはどこを見ればいい?
キーワード選定で役に立つ場所はいくつかある。
でも、いちばん身近で使えるのはGoogleの検索窓。
たとえば「副業 主婦」と入れると、そのあとに出てくる予測候補(サジェスト)を見る。
「副業 主婦 在宅」
「副業 主婦 すぐできる」
「副業 主婦 バレない」
こういう言葉は、実際に多くの人が検索している言葉。
これをそのままタイトルに入れて記事を書くと、検索にひっかかりやすくなる。
さらに記事の中にも、そのキーワードに関連する内容をしっかり盛り込む。
見出しに入れたり、自然な会話の中に織り交ぜたり。
特別なツールがなくても、検索されている言葉に目を向けるだけで、ヒントはたくさんある。
よくある失敗:自分が言いたいことだけ書いてしまう
これは私自身、何度もやってしまったミスだった。
「この体験を書きたい」「この商品を紹介したい」
そう思って勢いで記事を書いても、検索する人の言葉を使っていなかったら、そもそも誰にも届かない。
「クレジットカード おすすめ」じゃなくて
「クレジットカード セルフバック 高額」と検索する人に向けて書いた方が、
より具体的で、成果につながりやすい。
自分が伝えたいことを、相手の知りたい言葉で書く。
それがキーワード選定の一番大事な部分だった。
タイトルは“読まれるかどうか”を決める場所
キーワードは、記事のタイトルに必ず入れるようにしている。
なぜかというと、検索結果に出てくるのはタイトルだから。
「副業 主婦 おすすめ」なら、
「在宅でできる副業5選|主婦でも続けやすいおすすめの方法」というタイトルにする。
中身がどんなに良くても、タイトルで読まれなければ意味がない。
だから、キーワードを入れつつ、読みたくなるように少し工夫を加えるようにしている。
最初は完璧じゃなくていい。でも「気づくこと」が大事
私は、最初の10本くらいの記事は、キーワードのことを何も考えずに書いていた。
でも、あとで読み返して「誰のために書いた記事なんだろう?」と思うことが多かった。
キーワードを意識するというのは、読者のことを想像することでもあった。
その人がどんな言葉で調べて、どんな気持ちでたどり着いたのか。
それを想像するだけで、記事の内容が自然に変わってくる。
完璧じゃなくてもいい。
でも「自分が書きたいこと」だけじゃなくて、「相手が探してること」を見てみる。
それだけで、読まれる可能性はずっと広がる。