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『次に何をすればいいかわからない』ときに思い出したいこと
何から始めたらいいのか、どれが正解なのか、そんなことをずっと考えてきた。
でも、書いて、止まって、また戻ってきて、ようやくわかったことがある。
「次に何をするか」は、完璧に決まってなくていい。
動きながら見えてくることのほうが、ずっと多かった。
わからないまま始めたからこそ、手探りで進めた
最初の頃の私は、「アフィリエイト」と聞くだけで遠い世界のように感じていた。
お金の話も、ネットの仕組みも、広告のことも、なにも知らなかった。
でも、「自分で申し込むだけで報酬が出る」セルフバックを知って、
そこからひとつずつ、仕組みを理解して、言葉にして、記録してきた。
記事は、自分がわからなかったことを整理するために書いている。
それが、たまたま他の誰かにも届くなら、それでいいと思っている。
結果が出るまでの“あいだ”が一番たいせつだった
収益が出るのは、たいてい少しあと。
その前に、「誰も読まない時期」「正解が見えない期間」が必ずある。
でも、今思えば、その時間が一番たいせつだった。
このやり方でいいのか、そもそも向いているのか、疑いながらも手を動かし続けた。
その“揺れ”があるからこそ、発信に深みが出ると信じている。
次にやるべきことは、たぶん「もう1記事書く」こと
何か大きなことをしなきゃいけない気がしていた。
新しいジャンルを調べて、収益の出る構成を考えて、SEOを学んで、SNSも動かして……
そんなふうに頭の中がいっぱいになって、結局どこにも手をつけられないことがよくあった。
でも、私にとって一番前に進めた瞬間は、「1記事書いた」ときだった。
書き終えたときの、「あ、今日ひとつ積み上がったな」という感覚。
それが、じわじわと自信になっていった。
記事は、1本でも十分意味がある。
1本書くことで、自分の考えがまとまり、言葉が磨かれ、ブログに“体温”がのっていく。
しかもそれは、「投稿するつもりじゃなかった下書き」からでも始められる。
途中で止まっていたメモを開いて、続きを書くだけでもいい。
タイトルが思いつかなくてもいい。
“書こうとした”という、その行為そのものが次につながっている。
アフィリエイトは、記事がなければ始まらない。
でも、「書く」ことを義務じゃなく、“整える時間”として使えるようになると、
続けるのが楽になった。
だから私は、「何すればいいの?」と思ったとき、こう答えている。
もう1記事、書いてみよう。
内容は途中でもいい。
完成しなくてもいい。
ただ、キーボードに触れて、少しだけ言葉を並べてみよう。
そうすれば、また前に進んでいる。