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アフィリエイトとはどういう仕組みか?

アフィリエイトとはどういう仕組みか?

2025年4月21日

アフィリエイトとは

Threadsで「月に5万」とか「スマホだけでできる収入」といった投稿を見かけたとき、それに添えられていたのが「#アフィリエイト」という文字だった。なんのことだか分からなかった。でも調べてみると、それは広告の一種らしいと分かった。

アフィリエイトは、正式には「成果報酬型広告」と呼ばれている。誰かの商品やサービスを、自分のブログやSNSで紹介して、そこから誰かが申し込みをしたり購入をしたりすると、その“成果”に対して報酬が発生する仕組みだった。

テレビCMや新聞広告のように、広告を出すだけでお金がかかるタイプとはちがう。結果が出てからお金が動く。そこがアフィリエイトの特徴だった。

たとえば、ある企業が商品を売りたいと思ったとき、広告を出す。その企業が広告を掲載してほしい内容をASPというサービスに登録し、そこから私のようなブログ運営者が広告を選ぶ。そして、自分のブログにその商品を紹介する記事を書き、読者がそこから申し込むと、報酬が私に入る。

企業 → ASP → 私(ブログ) → 読者 → 商品やサービスの申込み → 企業から報酬。

私は、企業と読者をつなぐ「間の人」になる。だから、自分で商品を作ったり、在庫を持ったりしなくても、紹介だけでお金がもらえる。

最初に知ったときは、ちょっとできすぎた話に思えたけれど、よく考えてみたら、紹介制度とかクーポンURLとか、世の中にすでに似たような仕組みはたくさんあった。それが、ブログという場所を使って、もっと体系的に動いているだけの話だった。

セルフバックという入口

アフィリエイトを調べていたときに、「セルフバック」という仕組みを知った。これは、自分で申し込むだけで報酬がもらえるというもの。紹介しなくても、成果が出たことに変わりはないから、企業は広告費として報酬を払ってくれる。

たとえばクレジットカードを作ったり、サーバーを契約したり。そういう申し込み系の案件を、自分でやってみるだけで、実際にお金が入る。

私も最初はこのセルフバックから始めた。申し込んで数日後に「成果確定」の通知が出たときは、信じられない気持ちだった。

ブログで紹介する仕組み

セルフバックは一度限りの報酬だけど、アフィリエイトのもうひとつの顔は「紹介型」だった。これが、本来のアフィリエイトの姿。

誰かに紹介して、その人がその商品を買ったり、サービスに登録したりする。そのときに、あらかじめ用意していたリンク(アフィリエイトリンク)を経由していたら、報酬が自分に入る。

リンクは、企業と私の間をつないでいるASPというサービスを通じて発行される。代表的なASPには、A8.netやもしもアフィリエイト、バリューコマースなどがある。

リンクを置く場所はブログでもSNSでもいいけれど、私はブログを選んだ。記事として残しておけるから。

SNSの投稿は流れていくけれど、ブログは検索で来てくれる人がいる。ちゃんと必要な情報を探してくる人が読んでくれる。そういう人に届くほうが、報酬も安定する気がした。

お金になる仕組みの正体

アフィリエイトって、やっていることはとても地味だった。どこかの企業の商品やサービスを「これ、いいかも」と思ったら紹介して、その結果、誰かが申し込んでくれたら、その分の報酬があとから入る。

在宅で、スマホでもできる。でもそれは「簡単だから」じゃなくて、「仕組みがそうなっているから」。

難しそうな言葉に見えるけれど、仕組みさえわかれば、やっていることはシンプルだった。「自分が商品を作らないとお金にならない」と思っていた考えが、少しだけほぐれていったのを覚えている。